「サラリーマンを辞めて自由に生きたい」
「不労所得で何もせずに稼ぎたい」
「もっと趣味を楽しむ時間が欲しい」
上記のことを1度でも考えたことがある方は多いのではないでしょうか。
この記事では、脱サラのメリット・デメリットや脱サラにおすすめの副業、脱サラを成功させるポイントなどを解説しています。
この記事を読むことで、脱サラするには何をすべきなのか分かるようになるでしょう。
ぜひとも参考にしていただければ幸いです。
もくじ
脱サラの成功率は1割程度
脱サラ(脱サラリーマン)後に始めた事業が、10年後も生存している確率は3~6%と言われています。
つまり、10年間ずっと稼ぎ続けられるのは約1割の人間だけです。
脱サラをしても十分に収入を得られず、サラリーマンに戻った人はいくらでもいます。
脱サラで成功できるのは一握りのため、慎重に判断する必要があります。
覚悟がないと、脱サラを成功させるのは難しいでしょう。
脱サラのメリット3つ
脱サラのメリットは下記の3つです。
- 自由に働ける
- 煩わしい人間関係がない
- 収入の上限が無くなる
1つずつ見ていきましょう。
1.自由に働ける
脱サラすれば、自由に働けるようになります。
毎朝決まった時間に出社する必要もありませんし、暇なときも無理して働く必要がありません。
仕事の開始時刻も終了時刻も自分自身で決められるのです。
働く場所も自宅だけに限らず、時には気分転換でカフェやコワーキングスペースに行くのも良いでしょう。
夜型の人も夜に働けるため、無理に朝型へ変える必要もありません。
2. 煩わしい人間関係がない
脱サラして会社に属さないようになると、煩わしい人間関係で悩むことも無くなります。
会社に属している場合、苦手な人や嫌いな人とも上手く付き合っていかなければなりません。
嫌な上司に当たってしまうと、それだけで大きなストレスになるでしょう。
人間関係が原因で退職する人も少なくありません。
脱サラ後は「社内との人間関係」といった概念が無くなるため、大きなストレス軽減につながります。
3.収入の上限が無くなる
脱サラすれば、収入の上限=天井が無くなるため、いつまでもモチベーションを保ち続けられます。
会社員は会社が定めた給与までしか貰えません。
個人で働くようになると、働く時間も自分で決められるので、多く働いて稼ぎを増やす選択肢もあります。
多く働いた分、翌月は仕事の時間を少なくするといった働き方もできるでしょう。
収入の上限が無くなることで、会社員時代とは比べものにならないほど稼ぐのも夢ではありません。
脱サラのデメリット3つ
脱サラのデメリットは下記の3つです。
- 収入が不安定になる
- メリハリがつけにくい
- 会社員時代より保障が弱くなる
1つずつ見ていきましょう。
1. 収入が不安定になる
脱サラすると固定給与も無くなるため、毎月の収入は不安定になります。
確かに収入の上限はありませんが、逆に考えると収入が0になる可能性も有り得るでしょう。
会社員の場合、毎月固定給与が支給されるため、生活が苦しくなる可能性は低いです。
また、必ず会社員時代より給与が上がるとも限りません。
むしろ最初は、会社員時代より稼げない人の方が大多数といえるでしょう。
2. メリハリがつけにくい
脱サラして個人で働くようになると、メリハリがつけにくくなる可能性もあります。
働き方や働く場所が自由ということは、働く時間や1日の業務量も全て自分で設定しなければなりません。
働きたくない日があったとして、本当に何もしないで1日を過ごすことも可能です。
会社員は会社のことも考える必要があるため、余程のことが無い限り出社するでしょう。
脱サラするとメリハリがつけにくくなるため、自分に厳しくし、強い芯を持つことが大切です。
3. 会社員時代より保障が弱くなる
脱サラして働くようになった場合、会社員時代と比べて保障は圧倒的貧弱になります。
会社員はケガや病気をしても傷病手当金で一定金額を貰えます。
しかし、個人であれば何も保険に入っていない場合、1円もお金が入ってきません。
また、会社員は厚生年金に加入できるため、老後の保障も約束されています。
脱サラ後は、就業不能保険に加入したり、iDeCoに加入したりして、会社員との穴埋めをすることが欠かせません。
脱サラするためのおすすめ副業5選!
脱サラするためのおすすめ副業は下記の5つです。
- アフィリエイト
- 不動産投資
- 株式投資
- WEBライター
- プログラミング
1つずつ分かりやすく簡潔に説明していきましょう。
1. アフィリエイト
アフィリエイトは自分のブログに広告や商品を掲載し、広告料や商品紹介料で収入を得るビジネスです。
初期費用があまりかからない上に、上手くいけば大きな収入が得られる可能性も高いです。
ただし、ブログを開設して半年ほどは全くと言っていいほど稼げません。
1年以上取り組んだにもかかわらず、全く収益が発生しない人も大勢います。
アフィリエイトにおいてはPV(ページビュー)を伸ばすのはもちろんのこと、SEOといった専門の対策も必要です。
2. 不動産投資
不動産投資とは、物件を購入し第三者に貸すことで、家賃が発生し収益を得る仕組みとなっています。
不動産投資を始める際、銀行の住宅ローン融資を利用することが必須であり、大きなリスクも伴います。
よって、不動産投資は脱サラしてから始めるのが難しい副業ともいえるでしょう。
サラリーマン時代に不動産投資で安定した収益を稼げるようになってから、脱サラするのが望ましいです。
3. 株式投資
株式投資は、企業の株を購入し、その株を売買したり(キャピタルゲイン)、配当金を得たり(インカムゲイン)して利益を出します。
なお、株式投資は100株単位で購入するのが基本となるため、大きな資金が必要となります。
また、株式は企業の成長・将来性に期待して出資するものであり、企業に返済義務はありません。
株式を売却すれば資金化できますが、購入時より株価が大きく下がっている可能性もあります。
元本が保証されないからこそ、株式投資は一定のリスクを伴います。
4. WEBライター
WEBライターの仕事は、ネット上の記事の執筆をおこなうことです。
具体的に説明すると、企業から依頼されたメディア記事を執筆したり、個人ブログの記事を執筆したりします。
パソコンさえあれば始められるため、敷居も高くありません。
大多数がネットを利用する昨今、WEB上における記事の需要は年々高くなっています。
まずはクラウドソーシングサイトで仕事を受注すると良いでしょう。
5. プログラミング
プログラミングは専門性が高く、企業から重宝されるスキルです。
昨今ではITの人材不足もあり、プログラマーの需要は高く、高収入も期待できます。
ただし、プログラミングは専門性が高く難しいこともあり、挫折率も非常に高いのが難点です。
プログラミングで稼ぐことを検討しているなら、最初はプログラミングスクールに通い、基礎的な技術を身に付けるところから始めましょう。
脱サラを成功させるための3つのポイント
脱サラを成功させるためには3つのポイントを意識しましょう。
- まずは副業から始める
- コツコツと継続することが大切
- 将来の目標を立てておく
1つずつ見ていきます。
1. まずは副業から始める
いきなり脱サラするのは無謀なので、まずは副業から始めましょう。
いきなり脱サラする行動力は良いですが、収入が一気に減ることは間違いありません。
本業をしながら副業をし、副業で収入が安定してきたら脱サラするのがベストです。
最終的に脱サラを決める際は、本業の時間を副業の時間に使った場合、いくら稼げそうかも加味して決めることが大切です。
2. コツコツと継続することが大切
副業を始めたとしても、余程のスキルや資格がない限り、最初は全く稼げません。
コツコツと継続することで、徐々に稼げるようになっていきます。
脱サラして成功している人は、愚直にコツコツと継続してきた人ばかりです。
稼げないからといって早々に諦める人も多いですが、諦めずにコツコツと継続することを心掛けましょう。
3. 将来の目標を立てておく
脱サラしようと決断しても、何の目標もなく脱サラするのはおすすめしません。
目標の収入・どの職種で稼ぐかなどを設定し、その目標を達成してから脱サラするようにしましょう。
貯金額も定めておいた方が良いです。
また、脱サラ後も目指す収入など随時目標を立てることをおすすめします。
常に目標があることで、モチベーションを保ちやすくなるでしょう。
脱サラする際の注意点3つ
脱サラするにあたり、3つの注意点を覚えておきましょう。
- カードやローンは脱サラ前に申し込む
- 経理作業・確定申告もする必要がある
- 全ては自己責任
1つずつ見ていきます。
1. カードやローンは脱サラ前に申し込む
クレジットカードを作りたかったり、ローンを組みたかったりする場合は、必ず脱サラ前にしておきましょう。
会社を退職すると、社会的信用度はサラリーマン時代より低くなります。
つまり、クレジットカードやローンの審査に通りにくくなる可能性が高いです。
クレジットカードの作成やローンの申し込みを検討しているなら、脱サラ前にしておくことが欠かせません。
2. 経理作業・確定申告もする必要がある
脱サラして個人で働くようになった場合、日々の経理作業もこなさなければなりません。
税理士に頼むこともできますが、高額な費用がかかってしまいます。
また、経理作業をもとに確定申告をおこなう必要もあります。
経理作業や確定申告は収入に直結しないため、時間のムダと考えてしまう人も少なくないでしょう。
しかし、現在は会計ソフトも進化しており、簡単に経理作業や確定申告をおこなえます。
3 .全ては自己責任
脱サラすると会社に属さないようになるので、全ては自己責任となります。
会社員は会社でミスをしても、最終的には会社が責任を取るため、個人が賠償金を支払う必要もありません。
しかし、個人事業での責任は全て自分自身にあるため、場合によっては賠償金を払うことになるリスクもあります。
脱サラして働く場合、「全ては自己責任」ということを常に意識しておくことが大切です。
脱サラでセミリタイアも選択肢に
脱サラでセミリタイアも選択肢になります。
セミリタイアとは、労働時間を減らした上で、趣味など自分の時間を多く確保するライフスタイルのことを指します。
セミリタイアは仕事を完全に辞めるということではありません。
会社を退職しながらも個人で稼ぎ、なおかつ自分の時間を多く持つ生き方がセミリタイアです。
セミリタイア後はフリーランスや資産運用で収入を得よう
セミリタイア後はフリーランスや資産運用で収入を得る方法があります。
自分の特技を活かしてフリーランスになれば、好きなことをして収入を得られるようになります。
また、不動産投資や不動産クラウドファンディングなどの資産運用をおこなえば、不労所得の仕組みを構築することも可能です。
好きなことをしてお金を稼ぎ、資産運用で安定して稼げるようになれば、そこには充実した人生が待っていることでしょう。
セミリタイア後も不労所得で収入を確保することが大切
セミリタイア後も安定した収入を確保するために、不労所得の仕組みを作ることが欠かせません。
リスクを取りたくないなら、投資信託やNISA・iDeCo、不動産クラウドファンディングがおすすめです。
リスクを取るなら、不動産投資や株式投資がおすすめです。
自分に合った資産運用方法でセミリタイアを実現させましょう。
まとめ
この記事では、脱サラのメリット・デメリットや脱サラにおすすめの副業、脱サラを成功させるポイントなどを解説しました。
脱サラ後に事業を始めて、10年後も継続している確率は3~6%と継続できている人は少ないのが実情です。
ですが、高収入を求めないのであれば、セミリタイアしてみることも検討してみましょう。
最後に決断するのは“自分自身”です。
後悔しないように、一度きりの人生を存分に楽しみましょう!
この記事が少しでも参考になったなら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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